普段はスマホのradikoアプリなどを使ってラジオを聴いているのだが、たまにアナログな音を聞きたくなり、ラジオを取り出すことがある。
数か月ぶりにラジオの電源を入れたのだが、ボリュームがおかしい。全く音量調整ができず、ボリュームを下げているのに音量が上がっていくというよくわからない症状が出ていた。
電池切れかと思い、交換したが改善せず。
放置していたのがまずかったのだろうか?
仕方なくネットで調べてみると、アナログタイプの接点をもつボリュームではよくあることらしい。ボリュームは抵抗体の一種で接点が抵抗体の上を摺動する構造になっており、この接点部や抵抗体が汚れていると起こる症状でガリオームと呼ばれるそうだ。
おそらく長期間放置したために抵抗体表面に錆や汚れが付着したのかもしれない。
これを直す最も簡単な方法はボリュームの上げ下げを20回ほど繰り返し、表面の汚れを削り落とせばよいとのこと。
早速試してみる。
結果は見事に直った。
正確には完全に直ることはないそうだが、まぁとりあえず音量調整はできるようになったので良しとする。
アナログな機械はこうやって自分で直すことができるので面白い。