働かないおじさんの備忘録

万年平社員・独身おじさんの日々の記録

働かないおじさん、とは?

「無職」という意味ではない。

私は至って普通のサラリーマンだ。

最近では働く意欲がなかったり、出世コースを外れた中年サラリーマンを「働かないおじさん」と表現するらしい。

昭和で言えば「窓際族」というやつだろう。

 

私の場合は働く意欲がないわけではないが、出世コースは間違いなく外れている。

この先、昇給も昇進も望めないだろう。

上長から認められることもないだろう。

 

何のために働いているのかと問われたら、生活のためと答えるしかない。

若い頃はそれなりに承認欲求もあったが、今となってはさほど重要ではなくなった。

これに関しては悪いことだとは思っていない。

上長にしてみれば向上心がないように思われるかもしれないが、そういった周りの評価に一喜一憂することなく、

マイペースに仕事ができるという点で自分にとっては良かったと思っている。

若い頃の自分は周囲をライバル視すると同時に見下すような最低の人間だった。

昔の自分と今の自分を比べてみると、今の方が人として“マシ“になったと思っている。

 

何にしても、窓際であろうと解雇されずに自分の居場所があるということはとてもありがたいことだ。

地道に自分のできることをやっていこうと思う。