働かないおじさんの備忘録

万年平社員・独身おじさんの日々の記録

ぼっち・ざ・ろっく(アニメ)に共感しかない

今更だが2022年冬アニメである「ぼっち・ざ・ろっく」を一気見した。

ネット情報を見ると、国内、海外において非常に高い評価を受けている。

普段ならそういった他人の評価を気にせず、自分の観たいものしか見ない主義なのだが、絵柄の雰囲気から気軽に観れそうな作品だったため、試しに観てみた。

 

結果、見事に嵌ってしまった。

正直、ギターやバンドのことは全くわからない。わからないのだが、面白い。

主人公の思考回路にものすごく共感できるのだ。

陰キャ・コミュ障(症?)の人間ならあるあるだと思う。

未だに学生時代の自らの行動を思い出して、恥ずかしさのあまり悶えたりするよね。

 

当然、私の場合は主人公のように何かに秀でた能力があったわけではないので、陰キャのまま学生時代が終わってしまった。(もちろん努力をしなかった自分が悪いのだが。)

そんな鬱屈を自分の代わりに主人公が晴らしてくれるような、そんな気分なのかもしれない。

異世界に転生して、チートキャラで無双。そんなパターンもありと言えばありなのだが、3年間ひたすらギターを練習して、バンドを組んで少しずつ注目されていくという本作はより現実的で、主人公の成長する姿を見ていると感情移入せざるを得ない。

 

劇中ライブ曲のCD販売もかなりの人気のようだ。

アニメを見る際には聞き流していたのだが、改めて歌詞を読むととても良い曲だ。

10代の頃周囲に抱いていた様々な感情を思い出した。きっと共感できる人も多いのではないだろうか。

 

アニメーションだけでなく、劇中曲のクオリティも高い良作だった。

ぜひ、続編をお願いしたい。