働かないおじさんの備忘録

万年平社員・独身おじさんの日々の記録

サイバーパンクエッジランナーズに感銘を受ける

作画★★★★★

演出★★★★★

音楽★★★★★

ストーリー★★★★☆

 

サイバーパンクエッジランナーズ(全10話、Netflix配信)をイッキ見した。

元々はポーランドのゲーム会社が制作したサイバーパンク2077というゲームのスピンオフ作品だ。同ゲーム会社のウィッチャー3というゲームに一時期ハマっていたので存在は知っていた。

今回TRIGGERがアニメ制作を担当しているということで興味を惹かれたわけだ。

結論から言うとメンタルがかなり落ち込んだ。(笑)

作品自体はとても素晴らしかった。作画、演出、音楽のすべてのクオリティが高く、近年地上波では見ることのできないものだ。

声優さんの演技もすばらしい。ルーシー役の悠木さんには本当に驚かされる。幼児から大人の女性の声までなんでもありだ。

 

ストーリーに関しては好みが分かれるだろう。世界観からしてこうなることは予想できたが、非常に暴力的で人がいとも簡単に次々と消えていく。

劇中のセリフで「人はどう生きるかより、どう死ぬかだ。」というセリフがあるが、まさにそれを表現している。

主要な登場人物が次々といなくなる様は精神的につらいものがある。

 

 

【最終話について】※ネタばれあり。

6話あたりからの流れで、結末の予測はできていたのだが、どこかで「きっと大丈夫だ」と期待している自分もいた。

結果、その期待は完全に裏切られ、主人公のデイビットは無惨な最後を迎える。

ただバッドエンドなのかと問われると、そうとも言えない。

少なくともデイビットは自分の全てをかけて愛する人を守ろうとした。全てをかけても惜しくはない相手を彼は見つけることができた。

そして彼女を救い、夢をかなえることができたのだ。

「人はどう生きるかよりも、どう死ぬか。」

これはそういう物語だ。

 

ただ、万年平社員の独身おじさんにはメンタル的に堪えた。

しばらくひきずることになりそうだ。

さて、お気楽な日常系アニメでも見ることにするか。。。